正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
聴覚障害児の教育で用いられるコミュニケーション法の内容を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
聴覚口話法は、補聴器などで聴覚を活用しながら、音声と読話を併せて用いる方法です。
2:× 正しい組み合わせです。
聴覚音声法は、読話に頼らず、音声の聴取を中心に残存聴覚を最大限に活用する方法です。
3:× 正しい組み合わせです。
キュードスピーチ法は、口形だけでは区別しにくい子音を手の形(キュー)で示し、母音は口形で示す方法です。
4:× 正しい組み合わせです。
トータルコミュニケーション法は、音声・手話・指文字・文字など、子どもに適したあらゆる手段を用いる考え方です。
5:○ 誤った組み合わせです。
バイリンガル法では、第一言語として日本語対応手話ではなく、独自の文法を持つ日本手話を導入します。
そのうえで、第二言語として書記日本語などを学びます。
【ポイント】
日本手話は日本語とは異なる文法を持つ独立した言語です。
日本語対応手話は、日本語の語順に手話の単語を当てはめたもので、両者を区別しましょう。
【用語】
聴覚口話法:残存聴力と読話を活用して、話しことばの習得を目指す聴覚障害児の教育法である。
聴覚音声法:補聴器などで聴覚を最大限に活用して、音声言語を身につける方法である。
キュードスピーチ法:母音を口形で、子音を手の形で示して、話しことばの理解を助ける方法である。
トータルコミュニケーション法:手話、口話、指文字など、子どもに適したあらゆる手段を使う方法である。
バイリンガル法:日本手話を第一言語として身につけ、書記日本語などを第二言語として学ぶ教育の方法である。
日本語対応手話:日本語の語順に合わせて手話の単語を並べて表す手話で、日本手話とは文法が異なる。