正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
感覚受容器の性質と存在部位を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
味物質は唾液に溶けてはじめて味蕾の味細胞に届くため、味覚の適刺激のほとんどは水溶性の物質です。
2:× 正しい記述です。
手足の位置の感覚は、筋紡錘や腱器官、関節の受容器などの固有受容器から伝えられます。
3:○ 誤った記述です。
平衡感覚の受容器は体幹部ではなく、頭部の内耳にある半規管と耳石器(卵形嚢・球形嚢)に集まっています。
4:× 正しい記述です。
皮膚の受容器は種類や部位によって受容野の大きさが異なります。
指先は受容野が小さく、背中は大きくなります。
5:× 正しい記述です。
痛覚は自由神経終末が受け取り、圧覚はパチニ小体などが受け取ります。
感覚の種類ごとに異なる受容器があります。
【ポイント】
半規管は頭部の回転加速度を、耳石器は直線加速度や重力の方向を感知します。
平衡の維持には、内耳の情報に視覚や固有感覚の情報が統合されて使われます。
【用語】
適刺激:ある感覚受容器が最も敏感に反応する、特定の種類の刺激を指す。
固有受容器:筋や腱、関節にあって、身体の位置や動きの情報を伝える受容器である。
受容野:一つの感覚ニューロンが刺激に反応できる、体表などの範囲を指す。