正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
細胞小器官の働きと、細胞の内と外でのイオン組成の違いを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
粗面小胞体の表面にはリボソームが付着しています。
ここで分泌タンパク質や膜タンパク質が合成されます。
2:× 正しい記述です。
ミトコンドリアはクエン酸回路と電子伝達系により、ATP(アデノシン三リン酸)を大量に産生します。
3:× 正しい記述です。
遺伝情報を担うDNA(デオキシリボ核酸)は、主に核の中に染色体として存在します。
4:× 正しい記述です。
細胞膜はリン脂質が疎水性の部分を内側に向けて二層に並んだ、脂質二重層でできています。
5:○ 誤った記述です。
細胞内で最も多い陽イオンはカリウムイオンです。
ナトリウムイオンは細胞外液で最も多い陽イオンです。
【ポイント】
細胞内外のイオン濃度の差は、ナトリウム-カリウムポンプ(Na⁺/K⁺-ATPase)によって保たれています。
「細胞内はカリウム、細胞外はナトリウム」とセットで覚えましょう。
【用語】
粗面小胞体:表面にリボソームが付着した小胞体で、分泌タンパク質や膜タンパク質の合成の場である。
ミトコンドリア:細胞内でエネルギー源となるATPを主につくり出す細胞小器官である。
脂質二重層:リン脂質が疎水性の部分を内側に向けて二層に並んだ、細胞膜の基本構造である。