正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
言語聴覚療法の評価と訓練計画の立て方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 効果が乏しいと予測されても、試験的に訓練を行う意義はあります。
実際の反応をみることで、予測の妥当性を確かめたり、有効な方法を見つけたりできます。
2:× 量的評価と質的評価はどちらも重要で、量的評価だけが重要なわけではありません。
誤りの種類や反応の仕方を分析する質的評価は、訓練方法の選択に欠かせません。
3:× 長期目標にも達成期間を設定する必要があります。
期間を決めることで、訓練の効果判定や計画の見直しができます。
4:× 目標設定の順序が逆です。
まず予後予測に基づいて長期目標を立て、それを達成するための中期・短期目標を設定します。
5:○ 訓練目標は予後予測に基づいて設定します。
障害の重症度、原因疾患、年齢、全身状態などから到達可能な水準を見積もります。
【ポイント】
評価、予後予測、目標設定、訓練、再評価という流れを繰り返すのが言語聴覚療法の基本です。
【用語】
予後予測:病気や障害の今後の回復の見通しを予測することである。
短期目標:訓練の中で、比較的短い期間内に達成をめざす目標である。
長期目標:訓練を通じて最終的にめざす到達点で、期間を区切って設定する目標である。
量的評価:検査の得点や回数など、数値で表して行う評価のことである。
質的評価:誤りの種類や反応の仕方など、数値にしにくい特徴を分析する評価である。