正答2
解説
正解は2です。
発達性吃音の評価で重要な項目を問う問題です。
吃音の評価では、発話症状だけでなく、本人の心理面や周囲の環境も含めて総合的にとらえます。
この問題は重要度が低いものを選ぶので、○ が答え(重要度が低い評価項目)です。
【選択肢別解説】
1:× 重要です。
発話速度は吃音の頻度に影響し、速度の調整は訓練の目標にもなるため評価します。
2:○ 重要度が低い項目です。
吃音は話し言葉の流暢性の障害であり、書字能力は通常障害されないため、評価の重要度は低くなります。
3:× 重要です。
不安の強さや完璧主義などの性格特徴は、吃音の悪化や二次的な問題に影響するため評価します。
4:× 重要です。
家族の話し方や関わり方、園や学校での環境は吃音の変動に影響するため評価します。
5:× 重要です。
繰り返し、引き伸ばし、ブロックなどの発話症状の種類と頻度は、吃音評価の中心です。
【ポイント】
吃音の中核症状は、音や音節の繰り返し、引き伸ばし、ブロック(阻止)です。
吃音の評価は、言語症状、心理面、環境の3つの側面から行います。
【用語】
発達性吃音:幼児期に始まる、音の繰り返しや引き伸ばし、ブロックなどが目立つ話し方の障害である。
発話速度:一定の時間にどれだけ話すかを示す、話す速さのことである。
発話症状:話すときにみられる、繰り返し・引き伸ばし・ブロックなど吃音の具体的な症状を指す。