正答4
解説
正解は4です。
言語聴覚障害やリハビリテーションに関わる研究者と、その業績の組み合わせを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
ラミッグは、パーキンソン病の音声障害に対する大きな声での発声訓練であるリー・シルバーマン法(LSVT)を開発しました。
2:× 正しい組み合わせです。
スキナーは、行動の結果に応じて行動が強化されるオペラント条件づけを体系化しました。
3:× 正しい組み合わせです。
ダーレイらは、運動障害性構音障害(ディサースリア)を発話特徴から6つのタイプに分類しました。
4:○ 誤った組み合わせです。
リープマンは失行の研究で知られ、観念運動失行や観念失行などの分類を示しました。
失語図式を示したのはウェルニッケとリヒトハイムで、リヒトハイムの図式として知られます。
5:× 正しい組み合わせです。
ルリアは、障害された機能を残存する別の機能系で再編成する機能再編成法を提唱しました。
【ポイント】
リープマンは失行、リヒトハイムは失語図式と区別して覚えます。
リー・シルバーマン法は「大きな声」を目標に集中的に訓練する点が特徴です。
【用語】
リー・シルバーマン法:パーキンソン病の声の弱さに対し、大きな声を出す練習で発声機能を改善する訓練で、LSVTと略される。
オペラント条件づけ:行動の結果としての報酬や罰によって、その行動の起こりやすさが変わる学習の仕組みである。
運動障害性構音障害:発声発語器官を動かす神経や筋の障害によって生じる、話し言葉の障害である。
機能再編成法:障害された機能を、残っている他の機能を組み合わせて再編成することで補う訓練の考え方である。
失語図式:言語中枢と、それをつなぐ経路の障害から失語の型を説明する模式図である。