正答5
解説
正解は5です。
補助動詞「ている」のアスペクト(動作の進行か、結果の状態か)の用法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 「見つけられないでいる」は、見つからない状態がそのまま続いていることを表す状態の継続の用法です。
2:× 「汚れている」は、汚れるという変化が起きた後の結果が残っている状態を表す用法です。
3:× 「過ぎてしまっていた」は、気づいた時点ですでに駅を過ぎたという結果の状態(完了)を表す用法です。
4:× 「済んでいたら」は、コピーが済んだという結果の状態(完了)を表す用法です。
5:○ 「近づいてきている」は、台風が今まさに近づきつつあるという動作・変化の進行を表す用法です。
ほかの4つは結果の状態や状態の継続を表しており、この肢だけが進行の用法で他と異なります。
【ポイント】
「ている」は動作動詞に付くと進行(読んでいる)、変化動詞に付くと結果の状態(汚れている)を表すのが基本です。
同じ「ている」でも動詞の性質によって意味が変わる点が頻出です。
【用語】
アスペクト:動作が進行中か完了したかなど、出来事の時間的な展開のしかたを表す文法の区分である。
補助動詞:本来の意味が薄れ、他の動詞に付いて補助的な意味を添える動詞を指す。
結果の状態:変化が起きた後の状態が残っていることを表す、「ている」の用法の一つである。