正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
共通語(東京方言)で、後部要素が付いたときに複合語のアクセント規則に従うかどうかを問う問題です。
この問題は規則に従わないものを選ぶので、○ が答え(複合語アクセント規則に従わないもの)です。
【選択肢別解説】
1:× 規則に従います。
「氏」は前の語と結びついて一語の複合語となり、全体で一つのアクセントにまとまります。
2:× 規則に従います。
「市」は前の地名と一体化し、複合語アクセント規則によって全体のアクセントが決まります。
3:○ 規則に従いません。
「さん」は前の語のアクセントをそのまま保って付く接尾辞で、複合語アクセント規則による変化を起こしません。
4:○ 規則に従いません。
「くん」も「さん」と同様に、前の語のアクセントを変えずに付くため、複合語アクセント規則に従いません。
5:× 規則に従います。
「区」は前の地名と一体化し、「中野区」では「の」の後で下がる一つのアクセントにまとまります。
【ポイント】
「市・区・県・氏」などの一字の漢語接尾辞は複合語アクセント規則に従います。
「さん・くん・ちゃん」は前の語のアクセントを保ったまま付く点が異なります。
【用語】
複合語:2つ以上の語が結びついてできた一つの語で、アクセントは全体で一つにまとまることが多い。
アクセント:語の中で高さの上げ下げによって語を区別する音の高低の型を指す。
接尾辞:語の後ろに付いて意味を添える、単独では使えない要素で、「さん」「氏」「市」などがある。