正答2
解説
正解は2です。
この問題は人工内耳の構成要素でないものを選ぶので、○ が答えです。
人工内耳は、音を電気信号に変えて蝸牛内の電極から聴神経を直接刺激する装置です。
体の外に付ける体外装置と、手術で埋め込む体内装置からなります。
【選択肢別解説】
1:× 磁石は、頭皮をはさんで体外の送信コイルを体内の受信装置の位置に固定するために使います。
体外・体内の両方にあります。
2:○ ダンパーは、補聴器の音の通り道に入れて周波数特性を調整する音響部品です。
人工内耳の構成要素ではありません。
3:× 送信コイルは、スピーチプロセッサで作った信号を皮膚越しに体内の受信装置へ送る体外装置の部品です。
4:× 電池ボックスは、スピーチプロセッサや送信コイルに電力を供給する体外装置の部品です。
5:× スピーチプロセッサは、マイクロホンで拾った音を分析し、電気刺激のパターンに変換する体外装置の中心です。
【ポイント】
人工内耳の体外装置はマイクロホン・スピーチプロセッサ・送信コイル・電池、体内装置は受信装置(磁石を含む)と電極です。
【用語】
スピーチプロセッサ:マイクで拾った音を、蝸牛を刺激するための電気信号に変換して処理する体外の装置である。
送信コイル:皮膚の外側から体内の受信装置へ、信号と電力を送る体外の部品である。
蝸牛:内耳にある渦巻き状の器官で、音の振動を電気信号に変えて聴神経に伝える。
聴神経:蝸牛から脳へ聴覚の情報を伝える神経で、第Ⅷ脳神経の一部である。
ダンパー:補聴器のフックやチューブの中に入れ、音の通り道に抵抗を加えて周波数特性を整える小さな部品である。