正解を3つ選んでください。
正答2・3・5
解説
正解は2と3と5です。
神経症性障害は、心理的要因で不安や身体症状などが生じる障害です。
精神病との違いとして、病識や現実検討能力が保たれる点が重要です。
【選択肢別解説】
1:× 神経症性障害では、本人が強い不安や苦痛を感じるのが特徴です。
2:○ 身体症状があっても、それを説明できる器質的病変はみられません。
3:○ 幻覚や妄想はなく、現実と非現実を区別する現実検討能力は比較的保たれます。
4:× 症状は不可逆的ではありません。
心理療法や薬物療法、環境調整で改善しうる可逆的なものです。
5:○ 自分が病気であるという認識(病識)があるため、自ら受診することが多いです。
【ポイント】
神経症性障害は「病識あり・現実検討能力あり・強い苦痛あり」と整理できます。
統合失調症などの精神病性障害では病識が乏しく、現実検討能力が障害されます。
【用語】
神経症性障害:心理的な要因により不安や身体症状が生じるが、現実との接触は保たれる障害の総称である。
病識:自分が病気であるという自覚のことで、精神病性障害では乏しくなりやすい。
現実検討能力:頭の中の考えと現実の出来事とを区別して、現実を正しく判断する心の働きである。
器質的病変:臓器や組織そのものに、検査で確認できる形の異常がある状態を指す。