正解を3つ選んでください。
正答1・4・5
解説
正解は1と4と5です。
思考の異常は、考えのつながり方の異常(思路の異常・思考形式の異常)と、考えの内容の異常(妄想など)に分けられます。
思路の異常にあたるものを選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 連合弛緩は考えと考えのつながりが緩み、話のまとまりがなくなる状態です。
統合失調症にみられる思路の異常です。
2:× 誇大妄想は自分を実際より偉大だと確信する妄想です。
思考内容の異常にあたり、思路の異常ではありません。
3:× 妄想知覚は実際の知覚に特別な意味づけをする妄想です。
思考内容の異常で、思路の異常ではありません。
4:○ 思考途絶は考えの流れが突然止まってしまう状態です。
統合失調症にみられる思路の異常です。
5:○ 観念奔逸は次々に考えが浮かんで話題が飛ぶ状態です。
躁状態にみられる思路の異常です。
【ポイント】
思路の異常には連合弛緩・滅裂思考・思考途絶・観念奔逸・思考制止・迂遠などがあります。
「妄想」と名のつくものは思考内容の異常です。
【用語】
連合弛緩:考えのまとまりが悪くなり、話の筋道が通らず、つながりが分かりにくくなる思考障害である。
誇大妄想:自分には特別な能力や地位があるという、現実離れした確信を抱く妄想である。
妄想知覚:実際に見聞きしたことに、自分に関係するという異常な意味づけをして確信する症状である。
思考途絶:考えの流れが突然止まり、話の途中で急に黙り込んでしまう思路の障害である。
観念奔逸:考えが次々にわき、話題が脈絡なく移り変わって一つのまとまりに至らない状態である。