正解を3つ選んでください。
正答1・2・5
解説
正解は1と2と5です。
言語の検査で、助詞の理解を評価できるものを問う問題です。
助詞の理解は、文の中で誰が何をしたかなど、語と語の関係をとらえる力を反映します。
【選択肢別解説】
1:○ LCスケール(言語・コミュニケーション発達スケール)では助詞の理解を評価できます。
語彙・文法・談話など言語の各側面を幅広く評価する検査で、文法の課題に助詞の理解が含まれます。
2:○ 失語症構文検査では助詞の理解を評価できます。
語の意味だけで解けるか、語順か、助詞を手がかりにできるかという段階で、構文理解の水準を評価します。
3:× 新版K式発達検査では助詞の理解は評価できません。
言語の課題は物の名前・色・数などの語彙や概念の理解が中心で、助詞の理解を問う課題はありません。
4:× 読み書きスクリーニング検査では助詞の理解は評価できません。
ひらがな・カタカナ・漢字の文字や単語の読み書きの正確さを調べる検査です。
5:○ 〈S-S法〉言語発達遅滞検査では助詞の理解を評価できます。
語連鎖の段階の課題で、語順や助詞を手がかりにした文の理解を評価します。
【ポイント】
失語症構文検査とS-S法は、語の意味、語順、助詞という構文理解の手がかりの段階を評価する点が共通しています。
新版K式発達検査は、姿勢・運動、認知・適応、言語・社会の3領域で発達年齢を求める検査です。
【用語】
LCスケール:言語・コミュニケーション発達スケールの略で、言語や認知、コミュニケーションの発達を調べる検査である。
失語症構文検査:失語症者の文の理解や産生の力を、助詞や語順などの面から調べる検査である。
新版K式発達検査:姿勢・運動、認知・適応、言語・社会の領域から発達の程度を調べる検査である。
読み書きスクリーニング検査:小学生などの読み書きの力を調べ、学習障害の可能性をとらえる検査である。
S-S法:言語発達遅滞児の症状を、記号と指示内容の関係などから評価する検査である。