正答1
解説
正解は1です。
述語が文を成り立たせるために必要とする名詞句(項)の数を問う問題です。
3項述語は「誰が・何を・どこに(誰に/どこから)」のように3つの項を必要とする述語です。
この問題は3項述語として用いられないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:○ 「超える」は3項述語として用いられません。
「水温が90度を超える」のように、主体と対象の2つの項で文が成り立つ2項述語です。
2:× 「はずす」は3項述語として用いられます。
「上司が部下をプロジェクトからはずす」のように、動作主・対象・起点の3項をとります。
3:× 「渡す」は3項述語として用いられます。
「父が息子に鍵を渡す」のように、動作主・相手・対象の3項をとります。
4:× 「注ぐ」は3項述語として用いられます。
「母がコップに水を注ぐ」のように、動作主・着点・対象の3項をとります。
5:× 「約束する」は3項述語として用いられます。
「市長が市民と再建を約束する」のように、動作主・相手・内容の3項をとります。
【ポイント】
1項述語は「寝る・歩く」、2項述語は「食べる・超える」、3項述語は「渡す・あげる」が典型例です。
失語症の文の理解や産生の評価・訓練でも、述語の項の数は難易度の目安になります。
【用語】
3項述語:文が成り立つために三つの名詞句(項)を必要とする述語である。
述語:文の中で動作や状態を表す部分で、文の骨組みを決める中心である。
2項述語:文が成り立つために二つの名詞句(項)を必要とする述語である。