正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
音声障害の評価には、聴覚心理的評価、空気力学的検査、音響分析、自覚的評価などがあります。
それぞれの検査が何を評価するのかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
GRBAS評価は、総合的な嗄声度(G)と4つの嗄声の性質(R・B・A・S)を、0から3の4段階で評価します。
2:× 正しい記述です。
MPT(最長発声持続時間)は、一般に10秒未満であれば病的と判断されます。
3:○ 誤った記述です。
VHI(Voice Handicap Index)は、患者自身が声の問題による生活上の支障を質問紙で回答する自覚的評価法です。
他覚的な評価法ではありません。
4:× 正しい記述です。
APQ(振幅変動指数)は、持続母音を録音して、声の振幅の周期ごとのゆらぎを測定します。
5:× 正しい記述です。
EGG(電気グロトグラフィ)は、頸部に電極を当てて声帯の接触面積の変化を記録し、声帯振動を評価します。
【ポイント】
GRBASのRは粗糙性、Bは気息性、Aは無力性、Sは努力性を表します。
音響分析では、周期のゆらぎをPPQ、振幅のゆらぎをAPQで表します。
【用語】
GRBAS評価:嗄声を、総合的な嗄声度と4つの性質に分けて0から3の4段階で評価する方法である。
MPT:できるだけ長く声を出し続けた持続時間を測る、最長発声持続時間である。
VHI:声の問題が生活にどの程度影響するかを患者自身が答える、音声障害の質問紙である。
APQ:声の振幅のゆらぎを表す指標で、持続母音の音響分析で測定される。
EGG:頸部の皮膚上の電極で声帯の接触の変化を記録する、電気グロトグラフィーである。