1,000人を対象としたある疾病のスクリーニング検査の結果と精密検査結果によるその疾病の有無は下表のとおりであった。
このスクリーニング検査の偽陽性率及び偽陰性率の近似値の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、偽陽性率とは、疾病無しの者を陽性と判定する率をいい、偽陰性率とは、疾病有りの者を陰性と判定する率をいう。
[検査結果の内訳(合計1,000人)]疾病有り … 陽性35人・陰性10人/疾病無し … 陽性160人・陰性795人
正答4
解説
正解は(4)。
偽陽性率は「疾病無しの者のうち陽性と判定された者の割合」であり、疾病無し総数は160+795=955人、そのうち陽性判定は160人。
よって偽陽性率=160÷955≒16.8%。
偽陰性率は「疾病有りの者のうち陰性と判定された者の割合」であり、疾病有り総数は35+10=45人、そのうち陰性判定は10人。
よって偽陰性率=10÷45≒22.2%。
したがって偽陽性率16.8%・偽陰性率22.2%の組合せである(4)が正しい。
分母を1,000人(全体)と誤ると偽の値(16.0%・1.0%等)が生じるため、疾病有り総数と疾病無し総数をそれぞれ正確に求めることが重要である。