正答4
解説
正解は「ニ.地中電線路を直接埋設式により施設し,長さが20mであったので電圧の表示を省略した。」です。
この問題は、高圧ケーブルの地中電線路についてです。
電圧の表示については「電気設備の技術基準の解釈」の120条にて定められています。
そこでは表示の省略ができるのは15m以下となっています。
よって問題の記述の20mでは、表示の省略はできません。
表示の省略ができるのは15m以下!他の記述についてその他の記述について解説します。
地中電線に堅ろうながい装を有するケーブルを使用し,埋設深さ(士冠)を1.2mとした。
これは正しい記述です。
直接埋設式については「電気設備の技術基準の解釈」の120条にて定められています。
そこで埋設の深さは、「車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場所においては1.2m以上、その他の場所においては0.6m以上であること。ただし、使用するケーブルの種類、施設条件等を考慮し、これに加わる圧力に耐えるよう施設する場合はこの限りでない。」とされています。
地中電線を収める防護装置に鋼管を使用した管路式とし,管路の接地を省略した。
これは正しい記述です。
地中電線路の接地については、「電気設備の技術基準の解釈」の123条にて定められています。
そこでは省略できるのは次の通りとされています。
ケーブルを支持する金物類前項各号に掲げるもののうち、防食措置を施した部分地中電線を管路式により施設した部分における、金属製の管路この記述では3に該当するので、省略ができます。
地中電線を収める防護装置に波付硬質合成樹脂管(FEP)を使用した。
これは正しい記述です。
波付硬質合成樹脂管(FEP)は防護装置として使用できます。
詳しくはJISの「C 3653:2004電力用ケーブルの地中埋設の施工方法」に記載があります。