一人暮らしのAさん(84歳、男性、要介護1)は、訪問介護を週1回利用している。
認知症と診断されており、片付けができなくなったことに加え、先日は外出先で道に迷って警察に保護された。
遠方に住む妹からは、「迷惑をかけるようなら施設に入るよう説得してほしい」との要望があった。
Aさんは、「このまま家で気楽に暮らし続けたいが、銀行手続等の金銭管理が不安なので、介護支援専門員に管理をお願いしたい」と話している。
この時点における介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。
3つ選べ。
正解を3つ選んでください。
正答2・3・5
解説
正解は2・3・5。
1:× 介護支援専門員が利用者の金銭管理を個人的に引き受けることは、利用者の利益保護や利益相反の観点から適切でない。
2:○ Aさんと妹の同意を得て民生委員に状況を説明し、見守りに関する対応を相談することは適切である。
3:○ 金銭管理に不安があるAさんに、日常生活自立支援事業について情報提供を行うことは適切である。
4:× 本人は在宅生活の継続を希望しており、妹の要望のみで施設利用手続を始めるのは本人の自己決定を軽視し適切でない。
5:○ 認知症の進行や生活状況の変化を踏まえ、再アセスメントを行うことは適切である。