正答4
解説
正解は4です。
油だきボイラーの点火時に起こる逆火の原因を問う問題です。
逆火は、点火時に炉内にたまった燃料や可燃性ガスが急激に燃焼し、火炎がたき口から外へ吹き出す現象です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(逆火の原因ではない記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 逆火の原因です。
煙道ダンパの開度が不足すると通風が不十分になり、炉内に可燃性ガスがたまって逆火を起こしやすくなります。
2:× 逆火の原因です。
バーナが複数ある場合も、各バーナは点火源で点火します。
燃焼中のバーナの火炎を利用して次のバーナに点火すると、着火が遅れて逆火の原因になります。
3:× 逆火の原因です。
点火時は空気を先に送ってから燃料を供給します。
燃料を先に供給すると炉内に燃料がたまり、逆火の原因になります。
4:○ 逆火の原因としては適切ではありません。
煙道内のすすの堆積や未燃ガスの滞留は、煙道内の二次燃焼やガス爆発の原因として扱われる事象です。
点火時の逆火の原因として挙げられるものではありません。
5:× 逆火の原因です。
着火遅れが生じると、その間に炉内にたまった燃料が一気に燃焼して逆火を起こします。
【ポイント】
逆火の原因は「通風不足(ダンパの開度不足)」「着火遅れ」「燃料の先行供給」「他のバーナの火炎での点火」が定番です。
点火前にプレパージで炉内を十分に換気することが、基本の防止策です。