ボイラー室に関するAからDまでの記述で、その内容が法令に適合しているもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A ボイラーは、原則として、その最上部から天井、配管その他のボイラーの上部にある構造物までの距離は、1.2m以上なければならない。
B 伝熱面積が5㎡の蒸気ボイラーは、ボイラー室に設置しなければならない。
C ボイラーの排ガスの観測窓をボイラー室に設置できないときは、原則として、複数のボイラー取扱作業主任者を選任しなければならない。
D ボイラー室に燃料の重油を貯蔵するときは、原則として、これをボイラーの外側から2m以上離しておかなければならない。
正答2
解説
正解は2です。
この問題は、ボイラー室に関する記述が法令に適合しているかを問うものです。
根拠は、ボイラー及び圧力容器安全規則(ボイラー則)第18条〜第22条です。
【記述別解説】
A:○ 法令に適合しています。
ボイラー則第20条第1項は、ボイラーの最上部から上部の構造物までの距離を1.2m以上とするよう定めています。
安全弁その他の附属品の検査や取扱いに支障がないときは、この限りではありません。
B:○ 法令に適合しています。
第18条により、伝熱面積が3㎡を超えるボイラーは、ボイラー室に設置しなければなりません。
伝熱面積5㎡の蒸気ボイラーは、これに当たります。
C:× 法令に適合していません。
第22条は、排ガスの観測窓をボイラー室に設置する等、燃焼状態を容易に監視できる措置を求めています。
観測窓を設置できないときに作業主任者を複数選任するという規定はありません。
D:○ 法令に適合しています。
第21条第2項により、ボイラー室に燃料を貯蔵するときは、ボイラーの外側から2m以上離します。
固体燃料の場合は1.2m以上です。
適合するのはA、B、Dなので、正答は(2)です。
【選択肢別解説】
1:× Cが法令に適合しません。
2:○ 法令に適合するA、B、Dだけを挙げた組合せです。
3:× 適合するBが抜けています。
4:× Cが法令に適合しません。
5:× 適合するAが抜けています。
【ポイント】
「上部の構造物まで1.2m以上」「燃料は2m以上(固体燃料は1.2m以上)」「伝熱面積3㎡超はボイラー室」をセットで覚えましょう。