正答4
解説
正解は4です。
この問題は法令に定められていないものを選ぶので、○ が答え(法令にない記述)です。
鋼製ボイラーの安全弁について、ボイラー構造規格第62条から第65条の内容を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 法令に定められています。
蒸気ボイラーには安全弁を2個以上備えますが、伝熱面積50㎡以下なら1個でよいとされています(構造規格第62条第1項)。
したがって、50㎡を超える蒸気ボイラーには2個以上が必要です。
2:× 法令に定められています。
安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、弁軸を鉛直にします(第62条第2項)。
貫流ボイラーには第63条第2項の特例があるため、「貫流ボイラー以外」とされています。
3:× 法令に定められています。
貫流ボイラーでは、最大蒸発量以上の吹出し量の安全弁を過熱器の出口付近に取り付けることができます(第63条第2項)。
4:○ 法令に定められていません。
第63条第1項は、過熱器の出口付近に「過熱器の温度を設計温度以下に保持することができる」安全弁を備えると定めています。
「圧力を設計圧力以下に保持する」という規定ではありません。
5:× 法令に定められています。
水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、内部の圧力を最高使用圧力以下に保持できる安全弁を備えます(第65条第2項)。
【ポイント】
過熱器の安全弁は「温度」を「設計温度以下」に保つためのものです。
温水ボイラーは「120℃以下は逃がし弁(又は逃がし管)」「120℃超は安全弁」と区別します。