ボイラー室に設置されている胴の内径が900mmで、その長さが1500mmの立てボイラー(小型ボイラーを除く。)の場合、その外壁から壁、配管その他のボイラーの側部にある構造物(検査及びそうじに支障のない物を除く。)までの距離として、法令上、許容される最小の数値は次のうちどれか。
正答3
解説
正解は3です。
ボイラーの側部と周囲の構造物との距離を問う問題です。
ボイラー則第20条第2項は、本体を被覆していないボイラー又は立てボイラーについて、外壁から側部の構造物までの距離を0.45m以上と定めています。
ただし、胴の内径が500mm以下で、かつ長さが1000mm以下のボイラーは0.3m以上でよいとされています。
本問は胴の内径900mm、長さ1500mmなので、この例外には当たりません。
【選択肢別解説】
1:× 0.15mは、ボイラー則第21条第1項で、ボイラーの外側から0.15m以内にある可燃物を不燃性材料で被覆する範囲として使われる数値です。
側部の構造物までの距離ではありません。
2:× 0.30mは、胴の内径500mm以下かつ長さ1000mm以下の小さな立てボイラーに認められる距離です。
本問のボイラーはこれより大きいため適用されません。
3:○ 本問のボイラーは例外に当たらないので、側部の構造物までの距離は0.45m以上必要です。
許容される最小の数値は0.45mです。
4:× 1.20mは、ボイラー則第20条第1項で定める、ボイラーの最上部から天井や配管など上部の構造物までの距離です。
側部の距離ではありません。
5:× 2.00mは、ボイラー則第21条第2項で定める、ボイラー室に燃料を貯蔵するときのボイラーの外側からの距離です(固体燃料は1.2m)。
【ポイント】
据付位置の数値は「上部1.2m、側部0.45m(小さな立てボイラーは0.3m)」です。
可燃物との距離0.15m、燃料の貯蔵距離2m(固体燃料1.2m)と混同しないようにしましょう。