ボイラーの内面清掃の目的に関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A すすの付着による水管などの腐食を防止する。
B スケールやスラッジによる過熱の原因を取り除き、腐食や損傷を防止する。
C スケールやスラッジによるボイラー効率の低下を防止する。
D 穴や管の閉塞による安全装置、自動制御装置などの機能障害を防止する。
正答4
解説
正解は4です。
ボイラーの内面清掃の目的を問う問題です。
内面はボイラー水が触れる側であり、スケールやスラッジが付着します。
すすは燃焼ガスが触れる外面に付着するものです。
【記述別解説】
A:× すすの付着による腐食の防止は、内面清掃ではなく外面清掃の目的です。
すすは燃焼ガス側の外面に付着します。
B:○ スケールやスラッジが付着すると伝熱が妨げられ、管や胴が過熱します。
内面清掃でこれを除き、腐食や損傷を防ぎます。
C:○ スケールは熱を伝えにくいため、付着すると伝熱量が減ってボイラー効率が低下します。
内面清掃はこれを防ぐ目的があります。
D:○ スケールやスラッジで穴や管が詰まると、水面計の連絡管などがふさがり、安全装置や自動制御装置が正しく働かなくなります。
内面清掃はこれを防ぐ目的があります。
正しい記述はB、C、Dなので、正解は4です。
【選択肢別解説】
1:× 誤った記述Aを含むため誤りです。
2:× 誤った記述Aを含み、正しいBとDが欠けているため誤りです。
3:× 誤った記述Aを含み、正しいBとCが欠けているため誤りです。
4:○ 正しい記述B、C、Dをすべて挙げているので正解です。
5:× 正しい記述Cが欠けているため誤りです。
【ポイント】
内面清掃の対象はスケールとスラッジ、外面清掃の対象はすすと灰です。
「すす」が出てきたら外面清掃の話だと判断しましょう。