正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ばね安全弁から蒸気が漏れたときの正しい対処を問う問題です。
漏れの原因は弁の当たり面の不良であり、ばねの締付けで止めてはならない点が要点です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
試験用レバーで弁体を少し持ち上げて動かすと、弁の当たりが変わって漏れが止まることがあります。
2:○ 誤った記述です。
調整ボルトでばねを強く締め付けると、安全弁の吹出し圧力(設定圧力)が上がってしまいます。
その結果、最高使用圧力を超えても作動しなくなるおそれがあります。
正しくは「ばねは締め付けず、漏れの原因を調べて修理する」です。
3:× 正しい記述です。
弁体と弁座の間にごみなどの異物が挟まっていると、すき間から蒸気が漏れます。
4:× 正しい記述です。
弁体と弁座の中心がずれていると、当たり面が密着せず蒸気が漏れます。
5:× 正しい記述です。
ばねが腐食すると弁体を押さえる力が弱まり、蒸気漏れの原因になります。
【ポイント】
安全弁は最高使用圧力以下で作動するよう調整しなければなりません(ボイラー則第28条第1項第1号)。
漏れを止めるためにばねを締めると、この調整が狂うので禁止事項です。