正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
鋳鉄製蒸気ボイラーの構造と特徴を問う問題です。
鋳鉄は腐食に強い一方で、引張りに弱くもろい材料であることが前提です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
各セクションは、蒸気部連絡口と水部連絡口にニップルをはめて結合し、締付ボルトで締め付けて組み立てます。
ボイラー構造規格第90条も、鋳鉄製ボイラーを組合せ式とするよう定めています。
2:○ 誤った記述です。
鋳鉄は鋼に比べて強度が弱く、もろい材料です。
腐食に強いという点は正しい内容です。
正しくは「鋼製ボイラーに比べ、強度は弱いが腐食には強い」です。
3:× 正しい記述です。
鋳鉄製ボイラーにも、燃焼室を加圧して燃焼させる加圧燃焼方式を採用し、ボイラー効率を高めたものがあります。
4:× 正しい記述です。
セクションの数は20程度まで、伝熱面積は50㎡程度までが一般的です。
5:× 正しい記述です。
セクションの燃焼ガス側に多数のスタッド(突起)を設けると、伝熱面積を増やすことができます。
【ポイント】
強度が弱いため、鋳鉄製の蒸気ボイラーは圧力0.1MPaを超えて使用してはならないと定められています(ボイラー構造規格第88条)。
また、鋳鉄は急な温度変化による不同膨張で割れやすい点も覚えておきましょう。