正答5
解説
正解は5です。
油だきボイラーで重油を加熱する目的と、加熱温度が不適切な場合の障害を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
粘度の高い重油は、加熱して粘度を下げ、噴霧に適した状態にします。
2:× 記述は正しいです。
C重油の加熱温度は、一般に80〜105℃です。
3:× 記述は正しいです。
加熱温度が高すぎると油の一部が気化し、バーナからの噴霧量が変動して息づき燃焼となります。
4:× 記述は正しいです。
加熱温度が高すぎると、油が熱分解して炭化物(コークス状の物質)が生成される原因となります。
5:○ 加熱温度が「低すぎる」とベーパロックを起こすとしている点が誤りです。
ベーパロックは、加熱温度が高すぎて油が気化し、配管内の気泡が油の流れを妨げる現象です。
加熱温度が低すぎると、粘度が高いまま噴霧されて霧化が悪くなり、燃焼が不安定になります。
【ポイント】
加熱温度が高すぎると「息づき燃焼・炭化物生成・ベーパロック」が起こります。
低すぎると「霧化不良・燃焼不安定・すすの発生」が起こる、と高低で分けて覚えましょう。