ボイラーの水面測定装置の取扱いについて、AからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 水面計のドレンコックを開くときは、ハンドルを管軸に対し直角方向にする。
B 水柱管の連絡管の途中にある止め弁は、誤操作を防ぐため、全開にしてハンドルを取り外しておく。
C 水柱管の水側連絡管の取付けは、ボイラーから水柱管に向かって下がり勾配とする。
D 水側連絡管で、煙道内などの燃焼ガスに触れる部分がある場合は、その部分を不燃性材料で防護する。
正答1
解説
正解は1です。
水面計のコック、水柱管の止め弁と連絡管など、水面測定装置の取扱いを問う問題です。
正しい記述だけを全て挙げた組合せを選びます。
【記述別解説】
A:○ 記述は正しいです。
水面計のドレンコックは、ハンドルが管軸に対して直角方向のときに開く向きになっています。
蒸気コックや水コックは管軸と同じ方向で開くので、逆になる点に注意します。
B:○ 記述は正しいです。
止め弁が誤って閉じられると、水面計が実際の水位を示さなくなり危険です。
そのため止め弁は全開にし、ハンドルを取り外しておきます。
C:× 「下がり勾配」が誤りです。
水側連絡管は、ボイラーから水柱管に向かって上がり勾配とし、途中にたまりができないようにします。
なお、蒸気側連絡管はボイラーから水柱管に向かって下がり勾配とします。
D:× 「不燃性材料」が誤りです。
ボイラー則第28条第1項第7号は、燃焼ガスに触れる給水管・吹出管・水面測定装置の連絡管を「耐熱材料」で防護するよう定めています。
正しい記述はAとBなので、組合せは(1)になります。
【選択肢別解説】
1:○ 正しい記述AとBだけを、全て挙げています。
2:× 誤った記述Cを含んでいます。
3:× 誤った記述Dを含んでいます。
4:× 正しいAが抜けており、誤ったDを含んでいます。
5:× CもDも誤った記述です。
【ポイント】
水側連絡管は水柱管に向かって「上がり」、蒸気側連絡管は「下がり」勾配です。
燃焼ガスに触れる連絡管の防護は「耐熱材料」で、法令の語句がそのまま問われます。