正答4
解説
正解は4です。
石炭の流動層燃焼方式の特徴を問う問題です。
流動層燃焼は、砂や石灰石などの粒子層に下から空気を吹き込み、浮遊・流動させた層の中で石炭を燃やす方式です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
層内の大量の高温粒子で燃料が加熱されるので、低質な燃料でも燃焼させることができます。
2:× 記述は正しいです。
層内に石灰石を送り込むと、硫黄酸化物と反応して炉内で脱硫できます。
3:× 記述は正しいです。
層内の伝熱性能が良いので、ボイラーの伝熱面積を小さくできます。
4:○ 層内温度が誤りです。
流動層の層内温度は1,500℃前後ではなく、700〜900℃程度の比較的低い温度です。
燃焼温度が低いため、NOxの発生が抑えられるという利点があります。
5:× 記述は正しいです。
微粉炭バーナ燃焼より石炭の粒径が大きくてよいので、粉砕動力を軽減できます。
【ポイント】
流動層燃焼は「低温燃焼で低NOx」「石灰石で炉内脱硫」の2点が頻出です。
1,500℃前後という高温は微粉炭燃焼の火炎温度のイメージと混同しやすいので注意しましょう。