重油の加熱について、AからDのうち正しいものの組合せは次のうちどれか。
A 加熱温度が低すぎると、いきづき燃焼となる。
B 加熱温度が低すぎると、バーナ管内で油が気化し、ベーパロックを起こす。
C 加熱温度が低すぎると、すすが発生する。
D 加熱温度が低すぎると、霧化不良となり、燃焼が不安定となる。
正答3
解説
正解は3です。
重油の加熱温度が低すぎる場合と高すぎる場合に起こる現象を区別する問題です。
重油は加熱して粘度を下げ、霧化しやすくしてからバーナに送ります。
【記述別解説】
A:× いきづき燃焼は、加熱温度が低すぎるときではなく、高すぎるときに起こります。
油が気化して燃料の流れが不規則になり、燃焼が周期的に強弱をくり返します。
B:× バーナ管内で油が気化してベーパロックを起こすのは、加熱温度が高すぎるときです。
温度が低すぎる場合には油は気化しません。
C:○ 加熱温度が低すぎると粘度が十分に下がらず、霧化不良で燃え残りが生じます。
その結果、すすが発生します。
D:○ 加熱温度が低すぎると粘度が高いまま噴霧されるので、霧化不良となり燃焼が不安定になります。
正しい記述はCとDです。
【選択肢別解説】
1:× AもBも、加熱温度が高すぎるときの現象です。
2:× Bが誤りです。
3:○ CとDはどちらも加熱温度が低すぎるときの現象で、正しい組合せです。
4:× Aが誤りです。
5:× Bが誤りです。
【ポイント】
加熱温度が「高すぎる」と、いきづき燃焼・ベーパロック・炭化物(カーボン)の生成が起こります。
「低すぎる」と、霧化不良・燃焼不安定・すすの発生が起こります。