鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の水面測定装置について、次の文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、法令上、正しいものは(1)〜(5)のうちどれか。
「[A]側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる[B]水位より[C]であってはならない。」
正答1
解説
正解は1です。
水面計や水柱管とボイラーを結ぶ連絡管について、ボイラー構造規格の規定を問う問題です。
ボイラー構造規格第71条第2項は、水側連絡管について定めています。
水側連絡管は中高又は中低のない構造とし、取付口は水面計で見ることができる最低水位より上であってはなりません。
【選択肢別解説】
1:○ Aの水、Bの最低、Cの上の組合せが正しいです。
取付口が最低水位より上にあると、水位がそこまで下がったときに水面計へ水が入らなくなります。
その結果、水面計が実際の水位を示さなくなるため、このように定められています。
2:× Cの下が誤りです。
水側連絡管の取付口は最低水位より「上であってはならない」と定められており、「下であってはならない」ではありません。
3:× Bの最高とCの下が誤りです。
「最高水位より下であってはならない」のは、蒸気側連絡管の取付口に関する規定です(第71条第3項)。
4:× Aの蒸気、Bの最高、Cの上が誤りです。
蒸気側連絡管の取付口は、最高水位より「下であってはならない」と定められています。
また、蒸気側連絡管は「ドレンのたまる部分がない構造」とされ、「中高又は中低のない構造」は水側連絡管の規定です。
5:× Aの蒸気とBの最低が誤りです。
蒸気側連絡管の基準となる水位は最低水位ではなく最高水位です。
また、「中高又は中低のない構造」は水側連絡管の規定です。
【ポイント】
水側連絡管の取付口は「最低水位より上であってはならない」、蒸気側連絡管は「最高水位より下であってはならない」です。
水側は中高・中低なし、蒸気側はドレンのたまる部分なし、と構造の規定もセットで覚えましょう。