正答4
解説
正解は4です。
ボイラーの自動制御のうち、シーケンス制御と各種の制御動作の特徴を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
シーケンス制御は、あらかじめ定められた順序に従って制御の各段階を順次進める制御です。
バーナの起動や停止の手順などに用いられます。
2:× 正しい記述です。
オンオフ動作では、蒸気圧力が設定した上限に達すると燃焼を止め、下限まで下がると燃焼を再開します。
3:× 正しい記述です。
ハイ・ロー・オフ動作では、蒸気圧力に応じて高燃焼、低燃焼、燃焼停止の3つの状態を切り替えます。
4:○ 誤った記述です。
偏差が変化する速度に比例して操作量を増減するのは、比例動作ではなく微分動作(D動作)です。
比例動作(P動作)は、偏差の大きさに比例して操作量を増減する動作です。
5:× 正しい記述です。
積分動作(I動作)は、偏差の時間的積分に比例して操作量を増減します。
比例動作だけでは残る定常偏差(オフセット)を解消する働きがあります。
【ポイント】
比例動作は偏差の大きさ、積分動作は偏差の積算値、微分動作は偏差の変化速度に比例して働きます。
3つを組み合わせたものをPID動作といいます。