正答2
解説
正解は2です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
油だきボイラーの燃焼室が備えるべき要件を確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は適切です。
燃料と燃焼用空気の混合が有効かつ急速に行われる構造でないと、完全燃焼させられません。
2:○ この記述が誤りです。
燃焼室は、燃焼ガスの炉内滞留時間が燃焼完結時間より長くなる大きさが必要です。
滞留時間が短いと、燃焼が終わらないまま炉外へ出て不完全燃焼になります。
3:× 記述は適切です。
バーナタイルを設けるなどして、着火を容易にする構造とします。
バーナタイルは高温を保ち、火炎を安定させる働きをします。
4:× 記述は適切です。
耐火材は設定の燃焼温度に耐える必要があります。
長期間使っても焼損やスラグの溶着などの障害が生じないものを用います。
5:× 記述は適切です。
炉壁は空気や燃焼ガスの漏入・漏出がない構造とします。
放射熱損失の少ない構造とすることも必要です。
【ポイント】
燃焼室の大きさは「滞留時間>燃焼完結時間」となるように決めます。
着火の容易さ、混合の良さ、耐火材の耐久性、炉壁の気密性とあわせて覚えましょう。