液体燃料の供給装置に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A オートクリーナは、フィルタ清掃用の回転ブラシを備えた単室形のストレーナで、粘度の高い重質油のろ過に用いられる。
B 噴燃ポンプは、燃料油をバーナから噴射するときに必要な圧力まで昇圧して供給するもので、ギアポンプ又はスクリューポンプが多く用いられる。
C 噴燃ポンプには、吐出し圧力の過昇を防止するため、吐出し側と吸込み側の間に逃がし弁が設けられる。
D バーナの構造に合った粘度になるように、燃料油を加熱する主油加熱器は、噴燃ポンプの吸込み側に設けられる。
正答4
解説
正解は4です。
液体燃料の供給装置について、A〜Dのうち適切な記述だけをすべて選ぶ問題です。
【記述別解説】
A:× 誤った記述です。
オートクリーナは、フィルタ清掃用の回転ブラシ(スクレーパ)を備えた単室形のストレーナです。
用途は粘度の高い重質油のろ過ではなく、比較的良質の燃料油のろ過に多く用いられます。
B:○ 適切な記述です。
噴燃ポンプは、燃料油をバーナから噴射するのに必要な圧力まで昇圧して送るポンプです。
粘度の高い油でも安定して送れるギアポンプやスクリューポンプが多く用いられます。
C:○ 適切な記述です。
吐出し圧力が上がりすぎると、ポンプや配管が損傷するおそれがあります。
このため、吐出し側と吸込み側の間に逃がし弁を設け、圧力が過昇したときに油を吸込み側へ戻します。
D:× 誤った記述です。
主油加熱器は、噴燃ポンプの吸込み側ではなく吐出し側に設けられます。
バーナの構造に合った粘度になるように、ポンプで昇圧した後の燃料油を加熱します。
適切なのはBとCです。
【選択肢別解説】
1:× 誤ったAを含み、適切なCが抜けています。
2:× 誤ったAとDを含み、適切なBが抜けています。
3:× AとDはどちらも誤った記述です。
4:○ BとCの組合せで、適切な記述だけをすべて挙げています。
5:× 誤ったDを含んでいます。
【ポイント】
主油加熱器と吐出し側ストレーナは、どちらも噴燃ポンプの吐出し側に設けます。
吐出し側ストレーナは、流量計や調節弁の目詰まりを防ぐため、吸込み側より網目が細かくなっています。