正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
重油に加える添加剤の種類と働きを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しい内容です。
水分分離剤は、油中に乳化状態(エマルジョン)で混じった水分を凝集させ、沈降分離させます。
2:○ 流動点降下剤の働きの説明が誤りです。
流動点降下剤は、油の流動点を下げ、低温でも油が流動しやすくなるようにする添加剤です。
高温での流動を抑制するものではありません。
3:× 記述は正しい内容です。
スラッジ分散剤は、分離沈殿するスラッジを溶解又は分散させます。
これにより、タンク底の沈殿やストレーナの詰まりを防ぎます。
4:× 記述は正しい内容です。
低温腐食防止剤は、燃焼ガス中の三酸化硫黄を腐食性のない物質に変えます。
同時に燃焼ガスの露点を下げて、低温腐食を防ぎます。
5:× 記述は正しい内容です。
高温腐食防止剤は、重油灰中のバナジウムと化合物をつくって灰の融点を上げます。
灰が溶けて水管などに付着するのを抑え、腐食を防ぎます。
【ポイント】
流動点降下剤は「低温での流動性を確保する」ための添加剤です。
低温腐食は硫黄分、高温腐食はバナジウムが原因と対比して覚えましょう。