正答5
解説
正解は5です。
ボイラー及び圧力容器安全規則第2条に定める伝熱面積の算定方法を問う問題です。
伝熱面積は、燃焼ガス等に触れる面で、その裏側が水などに触れる面の面積で算定するのが原則です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
ひれやスタッドがなく、耐火れんがで覆われた部分もない水管は、燃焼ガス等に触れる面の面積で算定します(第2条第2号イ)。
水管は外側が燃焼ガスに触れるので、外径側の面積になります。
2:× 記述は正しいです。
貫流ボイラーの伝熱面積は、燃焼室入口から過熱器入口までの水管の、燃焼ガス等に触れる面の面積で算定します(第2条第3号)。
3:× 記述は正しいです。
立てボイラー(横管式)の横管は、管の外側が燃焼ガスに触れ、内側に水が入っています。
そのため、燃焼ガスに触れる外径側の面積で算定します(第2条第1号)。
4:× 記述は正しいです。
燃焼ガス等に触れる面にスタッドなどがある場合は、所定の算式で求めた面積を加えます(第2条第1号かっこ書き)。
鋳鉄製ボイラーのセクションのスタッドも算入します。
5:○ 誤りです。
出題当時の第2条第4号では、電気ボイラーは電力設備容量10kWではなく20kWを1m²とみなして換算していました。
【ポイント】
煙管は燃焼ガスが内側を通るので内径側、水管や横管は外側が燃焼ガスに触れるので外径側で算定します。
なお、2023年12月施行の改正で、電気ボイラーの換算は「60kWを1m²」に改められています。