正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
休止中のボイラーの乾燥保存法と満水保存法の要点を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
乾燥保存法では、蒸気や水が入り込まないよう、蒸気管や給水管のフランジ継手部に閉止板を挟むなどして外部との連絡を確実に絶ちます。
2:× 正しい記述です。
乾燥保存法では、活性アルミナやシリカゲルなどの吸湿剤を容器に入れてボイラー内の数箇所に置き、ボイラーを密閉して湿気を除きます。
3:× 正しい記述です。
短期満水保存法では、停止前にボイラー水を分析し、pH、りん酸イオン濃度、亜硫酸イオン濃度などを標準値の上限近くに保って腐食を防ぎます。
4:○ 凍結のおそれがある場合でも採用できるとする点が誤りです。
満水保存法はボイラー内を水で満たしておく方法なので、凍結のおそれがある場合には採用できません。
また、大形のボイラーには採用できないという制限もありません。
5:× 正しい記述です。
長期満水保存法に窒素封入を併用すると、内部を酸素から遮断できます。
そのため、過熱器やエコノマイザに対しても防食上有効です。
【ポイント】
凍結のおそれがあるときは、満水保存法ではなく乾燥保存法を選びます。
乾燥保存法の要点は「外部との遮断」と「吸湿剤による乾燥」です。