次亜塩素酸ナトリウムに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 直射日光が当たるところに放置しても効力は低下しない。
b 皮膚や粘膜に炎症を起こしやすい。
c 酸性薬品と混ぜると塩素ガスを発生する。
d 酸性を示す。
正答2
解説
正解は2です。
次亜塩素酸ナトリウムの性質と、取扱い上の注意を問う問題です。
【記述別解説】
a:× 次亜塩素酸ナトリウムは光や熱で分解しやすく、直射日光の当たる場所に置くと効力が低下します。
冷暗所で保管し、希釈液は使うたびにつくるのが原則です。
b:○ 次亜塩素酸ナトリウムは強いアルカリ性で酸化力も強く、皮膚や粘膜に炎症を起こしやすいです。
手指の消毒には用いず、扱うときは手袋を着けます。
c:○ 酸性の薬品(酸性洗剤など)と混ぜると、有毒な塩素ガスが発生します。
製品に「まぜるな危険」と表示されているのはこのためです。
d:× 次亜塩素酸ナトリウムの水溶液は、酸性ではなくアルカリ性を示します。
【選択肢別解説】
1:× aが誤りです。
2:○ 正しい記述bとcの組合せです。
3:× dが誤りです。
4:× aとdはどちらも誤りです。
【ポイント】
次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させるため、金属製の器具への使用には注意が必要です。
施行規則上、血液が付着した器具には0.1%以上、付着していない器具には0.01%以上の濃度で用います。