人口動態統計に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「2000年から2015年までのわが国の[ A ]は上昇傾向にあるが、[ B ]の異なる集団間の比較に用いられる[ C ]は低下傾向にある。」
正答2
解説
正解は2です。
死亡率には、死亡数を人口で割った粗死亡率と、年齢構成の違いを補正した年齢調整死亡率があります。
【選択肢別解説】
1:× Bの「生活習慣」が誤りです。
年齢調整死亡率は、生活習慣ではなく年齢構成の違いを取り除くための指標です。
2:○ 正しい組合せです。
高齢化で死亡数が増えているため、わが国の粗死亡率(A)は上昇傾向にあります。
年齢構成(B)の異なる集団を比べるときは、基準人口で補正した年齢調整死亡率(C)を用います。
年齢調整死亡率は、医療の進歩などにより低下傾向にあります。
3:× AとCが逆で、Bも誤りです。
上昇傾向にあるのは粗死亡率で、低下傾向にあるのは年齢調整死亡率です。
4:× AとCが逆です。
Bの「年齢構成」は正しいですが、集団間の比較に用いるのは年齢調整死亡率です。
【ポイント】
「粗死亡率は高齢化で上昇、年齢調整死亡率は低下」とセットで覚えましょう。
地域や年代を比べるときは、年齢構成の影響を除いた年齢調整死亡率を用います。