香粧品の品質保持に用いられる配合成分に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「香粧品には、微生物による変質を防ぐためにパラオキシ安息香酸エステル(パラベン)等の[A]が配合される。また、香粧品原料と空気中の[B]との接触により起こる酸化反応を抑えるため、トコフェロール(ビタミンE)等の酸化防止剤や[C]等の金属イオン封鎖剤(キレート剤)が配合される。」
正答2
解説
正解は2です。
香粧品の品質を保つために配合する成分の働きを問うています。
防腐剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤が、それぞれ何による劣化を防ぐかを区別することが大切です。
【空欄別解説】
A:パラベンは微生物の増殖を抑える防腐剤です。
抗酸化剤は酸化を防ぐ成分で、微生物による変質は防ぎません。
B:香粧品原料の酸化反応を起こすのは、空気中の酸素です。
窒素は反応しにくい気体で、酸化の原因にはなりません。
C:エチレンジアミン四酢酸(EDTA)は、金属イオンを包み込んで働きを抑える金属イオン封鎖剤(キレート剤)です。
イソプロピルメチルフェノールは殺菌剤で、キレート剤ではありません。
【選択肢別解説】
1:× Bの窒素とCのイソプロピルメチルフェノールが誤りです。
2:○ Aが防腐剤、Bが酸素、CがEDTAで、すべて正しい組合せです。
3:× Aの抗酸化剤とCのイソプロピルメチルフェノールが誤りです。
4:× Aの抗酸化剤とBの窒素が誤りです。
【ポイント】
防腐剤は微生物、酸化防止剤は酸素による酸化、キレート剤は金属イオンによる劣化を防ぎます。
防ぐ相手で整理すると覚えやすくなります。