正答4
解説
正解は4です。
界面活性剤がつくるミセルの構造、乳化と分散の違い、界面活性剤の種類と働きを問うています。
【選択肢別解説】
1:× 水中の界面活性剤は、臨界ミセル濃度以上になると、疎水性の部分を内側に、親水性の部分を外側に向けて集まりミセルを作ります。
「疎水性の部分を外側に向けた」という部分が逆です。
2:× 粉体を液体の中に均一な微細粒子として安定させることは、乳化ではなく分散といいます。
乳化は、水と油のように混ざり合わない液体の一方を、他方の中に細かい粒として均一に混ぜることです。
3:× 石けんは脂肪酸のナトリウム塩やカリウム塩で、水中で陰イオンになる陰イオン界面活性剤です。
4:○ 第四級アンモニウム塩などの陽イオン界面活性剤は、マイナスに帯電しやすい毛髪に吸着します。
静電気を防ぐ帯電防止効果があるため、ヘアリンス剤に配合されます。
【ポイント】
洗浄が目的のシャンプーには主に陰イオン界面活性剤、帯電防止や柔軟が目的のリンスには陽イオン界面活性剤が使われます。