正答4
解説
正解は4です。
美容師になるための要件と、免許を与えないことがある事由(相対的欠格事由)を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
美容師試験は、厚生労働大臣が指定した美容師養成施設で必要な知識・技能を修得した者でなければ受けられません。
外国での美容の仕事の経験があっても、それだけで日本の美容師免許は得られません。
2:× 記述は正しいです。
理容師養成施設と美容師養成施設の一方を卒業した者が他方で学ぶ場合、履修課目の一部を免除する制度があります。
共通する課目を重ねて学ぶ負担を減らすための仕組みです。
3:× 記述は正しいです。
美容師法第6条(無免許営業の禁止)に違反した者には、免許を与えないことがあります。
かつて無免許で美容の業を行った者は、これにあたります。
4:○ これが誤りです。
現在の美容師法では、伝染性の疾病にかかっていることは免許を与えない事由に含まれていません。
相対的欠格事由は、美容師法第3条第2項の3つです。
心身の障害により業務を適正に行えない者、無免許営業の禁止に違反した者、業務停止処分違反で免許を取り消された者です。
伝染性の疾病は、免許を受けた後の業務停止処分の理由として定められています。
【ポイント】
伝染性の疾病は「免許を与えない事由」ではなく「業務停止の事由」です。
免許前の欠格事由と、免許後の行政処分の理由を区別して覚えましょう。