パーマ剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 第1剤中の還元剤は、毛髪内のシスチン結合に水素を与えて切断する。
b 第2剤に用いられる酸化剤として、臭素酸ナトリウムは過酸化水素より酸化力が強い。
c モノエタノールアミンは、第1剤において還元剤として働く。
d 第1剤中のアルカリ剤によって、イオン結合が切断される。
aとb bとc cとd aとd 購入状況を確認しています… 正答 4
解説 正解は4です。
コールド式パーマ剤の第1剤は還元剤とアルカリ剤、第2剤は酸化剤を主な成分とします。
【記述別解説】
a:○ 第1剤の還元剤(チオグリコール酸やシステインなど)は、毛髪のシスチン結合に水素を与えて切断します。
これにより、毛髪をロッドの形に変えられるようになります。
b:× 臭素酸ナトリウムの酸化力は、過酸化水素より強いのではなく、弱く穏やかです。
そのため臭素酸ナトリウムを使う第2剤は、過酸化水素の場合より作用時間を長くとります。
c:× モノエタノールアミンは還元剤ではありません。
第1剤のアルカリ剤として働き、毛髪を膨潤させて還元剤の作用を助けます。
d:○ 第1剤のアルカリ剤は、毛髪を膨潤させるとともに、イオン結合(塩結合)を切断します。
【選択肢別解説】
1:× bが誤りのため、aとbの組合せは正しくありません。
2:× bとcはどちらも誤りです。
3:× cが誤りのため、cとdの組合せは正しくありません。
4:○ 正しい記述であるaとdの組合せです。
【ポイント】
第1剤は「還元剤でシスチン結合を切る・アルカリ剤で膨潤させる」、第2剤は「酸化剤でシスチン結合を再結合させる」と覚えましょう。
アルカリ剤にはアンモニア水やモノエタノールアミンがあり、還元剤と混同しないことが大切です。