美容師法施行規則に定められている消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a カットに用いた血液が付着していないはさみは、1cm²あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。
b 整髪に用いた血液の付着したくしは、0.1%の逆性石けん水溶液中に浸す。
c 顔そりに用いた血液が付着していないかみそりは、0.01%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液中に10分間以上浸す。
d 顔の清拭に用いた血液の付着した蒸しタオルは、沸騰後2分間以上煮沸する。
aとb bとc cとd aとd 購入状況を確認しています… 正答 4
解説 正解は4です。
美容師法施行規則に定める消毒方法を、器具の種類と血液の付着の有無に当てはめる問題です。
血液が付着していない器具(かみそりを除く)には、紫外線、煮沸、蒸気、エタノール、0.01%以上の次亜塩素酸ナトリウム、0.1%以上の逆性石けんなどが使えます。
血液が付着した器具(疑いのあるものを含む)とかみそりには、煮沸、エタノール、0.1%以上の次亜塩素酸ナトリウムの3つの方法が使えます。
【記述別解説】
a:○ 血液が付着していないはさみには、紫外線消毒が使えます。
1cm²あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射するという条件も、規定どおりです。
b:× 血液が付着したくしの消毒に、逆性石けんは使えません。
0.1%以上の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸すなどの方法で消毒します。
c:× かみそりは血液が付着していなくても、血液が付着したときと同じ方法で消毒します。
次亜塩素酸ナトリウムを使う場合は、0.01%ではなく0.1%以上の水溶液に10分間以上浸します。
d:○ 血液が付着した蒸しタオルは、沸騰後2分間以上煮沸する方法で消毒できます。
煮沸は、血液の付着の有無にかかわらず使える方法です。
【選択肢別解説】
1:× bが誤りのため、aとbの組合せは正しくありません。
2:× bとcはどちらも誤りです。
3:× cが誤りのため、cとdの組合せは正しくありません。
4:○ 正しい記述であるaとdの組合せです。
【ポイント】
血液付着時は「煮沸2分以上・エタノール・0.1%以上の次亜塩素酸ナトリウム」の3つと覚えましょう。
次亜塩素酸ナトリウムの濃度は、血液の付着がなければ0.01%以上、血液付着時とかみそりでは0.1%以上と、10倍違う点が頻出です。