第110回 薬剤師国家試験 問273
25歳女性。 身長160 cm、体重55 kg。 朝、自室から起床してこないため、心配に思った家族が部屋の中に入ったところ、ベッドの上で仰向けになって意識を失っていた。 呼びかけに反応しなかったため、救急隊を要請した。 病院搬送時の意識レベルはJapan Coma Scale(JCS)200、血圧100/55 mmHg、脈拍105拍/分、呼吸15回/分、体温36.0℃であった。 採取した尿を用いて定性試験でバルビツール酸類が強陽性であった。 家族からの情報によると、女性は以前よりてんかん治療のためフェノバルビタールを常用しており、たびたび体調を崩していた。 胃内容物を分析したところ、フェノバルビタールが検出され、過量摂取による意識障害と診断された。 3日後には、この患者の意識は完全に回復した。 しかし、病棟薬剤師が患者の異変に気付き、医師とともに症状を確認したところ、一過性の退薬症状が出現したと考えられた。 観察された症状として適切なのはどれか。 2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・3