第110回 薬剤師国家試験 問212
問212-213 31歳女性。 1ケ月前に粘血便、下痢が出現したため近所の消化器内科を受診し、大腸内視鏡検査により全大腸炎型潰瘍性大腸炎と診断された。 医師との面談で、患者が安価な治療を望んだため、処方1による治療が開始され症状は改善した。 その後、病状が安定していたが、たびたびめまいや頭痛が生じたとの訴えがあったため、医師は処方1を処方2へ変更し、患者が処方2の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方1) サラゾスルファピリジン錠500 mg 1回1錠(1日4錠) 1日4回 朝昼夕食後、就寝前 14日分 (処方2) メサラジン錠500 mg(注) 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 (注)エチルセルロースでコーティングした放出調節製剤 問212(物理・化学・生物) 処方1の薬物は、大腸へ到達後、下図のように、腸内細菌により代謝(還元)されて効果を示す。 (反応図:処方1の薬物〔サラゾスルファピリジン〕の構造式が、腸内細菌による還元反応を経て主たる活性成分に変換される模式図) 全大腸炎型潰瘍性大腸炎に有効な主たる活性成分の構造はどれか。 1つ選べ。

正答5