正答5
解説
正解は5。
漏斗下垂体系(隆起漏斗系)のドパミン神経は視床下部弓状核から正中隆起へ投射し、放出されたドパミンが下垂体門脈を介して下垂体前葉に運ばれ、プロラクチン産生細胞のドパミンD2受容体を刺激してプロラクチン分泌を持続的に抑制している。
リスペリドンなどのドパミンD2受容体遮断薬はこの下垂体前葉のD2受容体を遮断するため、ドパミンによる分泌抑制が外れて高プロラクチン血症を引き起こす。
線条体でのD2遮断は錐体外路症状、前頭前野でのD2遮断は陰性症状・認知機能障害の悪化に関連する作用であり、プロラクチン上昇の直接機序ではない。また下垂体・線条体でのセロトニン5-HT2A受容体遮断もプロラクチン上昇の直接機序ではない。