正答2
解説
正解は2。
アスピリン(アセチルサリチル酸)はシクロオキシゲナーゼ(COX)の活性中心近傍のセリン残基をアセチル化することで酵素を不可逆的に阻害する、NSAIDsの中でも特異な作用機序を持つ薬物である。
イブプロフェンなど他の酸性NSAIDsはCOXへの可逆的な競合阻害であり、アセトアミノフェンは末梢での抗炎症作用が弱く中枢性の解熱鎮痛作用が主体である。
選択肢4は5-アミノサリチル酸(メサラジン)で潰瘍性大腸炎治療剤として用いられる薬物、選択肢5はサリチル酸ナトリウムであり、いずれもアセチル基をもたずCOXをアセチル化しないため、不可逆的な阻害は示さない。