60歳男性。
仕事が忙しく睡眠不足が続いていた。
ある日、右側胸部にかゆみを伴った皮疹が現れ、強い痛みも生じたため受診し、帯状疱疹と診断された。
抗ウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5。
オセルタミビルはインフルエンザウイルスが感染細胞から遊離する際に働くノイラミニダーゼを阻害しウイルスの拡散・増殖を抑制する。
アシクロビルは感染細胞内で三リン酸化体に変換され、基質であるデオキシグアノシン三リン酸(dGTP)と競合してウイルスDNAポリメラーゼを阻害するとともに鎖伸長を停止させる。
アメナメビルはヘリカーゼ・プライマーゼ複合体のATPase活性を阻害しDNA複製の巻き戻しを妨げるのでありmRNA合成阻害が主作用ではない。
ガンシクロビルはウイルスDNAポリメラーゼを阻害する薬でRNAポリメラーゼ阻害ではない。
ホスカルネットもウイルスDNAポリメラーゼのピロリン酸結合部位に結合しDNA合成を阻害する薬でRNAポリメラーゼは標的ではない。