第107回 薬剤師国家試験 133

物理・化学・生物2022☆ ブックマーク

問133-135 自宅の寝室で倒れている男性が救急搬送された。 簡易検査の結果をもとに、直ちに対応する解毒薬が投与された。 一方、寝室にはコップの中に大量の錠剤が沈んだ飲料水が残されていた。 問133(物理・化学・生物) 錠剤の成分が何かを調べるため、コップの中に残された薬剤に適切な処理をしたのち、1H NMRスペクトル(CDCl3溶媒中)を測定した。 得られたスペクトルをデータベースと照合したところ、図に示したチャートとシグナル及び積分値が一致した。 錠剤の成分として推定される医薬品Aの構造はどれか。 1つ選べ。 ただし、図はTMSを基準(0 ppm)とし、シグナルを積分曲線と共に示したもので、×は重溶媒中に微量に含まれるCHCl3のシグナルである。 (図:1H NMRスペクトル(CDCl3溶媒中、TMS基準)。ppmスケール上、7.7〜7.1(芳香族領域、複数のシグナルと積分曲線、×印は7.26付近のCHCl3残留シグナル)、5.6〜5.5(1本のシグナル対、小さい積分)、4.2〜4.1(1本のシグナル対、小さい積分)、2.7〜2.6(大きい単一シグナル、最大積分)の4領域にシグナルが分かれて示されている。テキスト化困難なため図を参照。及び選択肢1〜5の化学構造式(ベンゾジアゼピン系薬剤5種:1はトリアゾラム様(クロロフェニル基×2、メチルトリアゾール環縮合、H3C基)、2はアルプラゾラム様(クロロフェニル基1つ、メチルトリアゾール環縮合)、3はジアゼパム様(縮合ベンゼン環に塩素、無置換フェニル基、N-メチルアミド環、O=C基)、4はロラゼパム様(3-ヒドロキシ基をもつベンゾジアゼピノン、鏡像異性体を含む)、5はクロキサゾラム様(オキサゾリジン環が縮合したベンゾジアゼピノンで、2-クロロフェニル基をもちメチル基はない。鏡像異性体を含む)。テキスト化困難なため図を参照。)

第107回 問133 の図 1

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