問210-211 81歳男性。
半年前に妻を亡くしてから在宅医療を受けている。
また、10年前から糖尿病の治療のため、処方1の薬剤を服用している。
(処方1)
グリメピリド口腔内崩壊錠3 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 28日分
最近、患者宅を薬剤師が訪問したところ、近所に住む娘から低血糖症状が頻回に発現するとの情報を得た。
そこで、アドヒアランスを考慮し、医師に処方1を中止して処方2への変更を提案したところ、受け入れられた。
(処方2)
オマリグリプチン錠25 mg 1回1錠(1日1錠)
毎週 日曜日 1日1回 朝食後 4日分(投与実日数)
問210(実務)
薬剤師が患者の家族に対し、処方2について説明する内容として、正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2。
オマリグリプチンは週1回投与のDPP-4阻害薬であり、飲み忘れに気付いた時点で1錠のみ服用し2回分をまとめて服用しないよう指導する。
DPP-4阻害薬単独では低血糖の危険は低く、ショ糖ではなくブドウ糖を用意する必要がある(1、これはα-グルコシダーゼ阻害薬使用時の注意点)ことや、グレープフルーツジュース(3)・納豆(4、ワルファリン特有の注意点)との相互作用、便が黒くなる(5、鉄剤等でみられる所見)といった記述はいずれも本剤には該当しない。