弱酸性薬物について、pH分配仮説に従った消化管吸収を表す図はどれか。
1つ選べ。
(凡例:分子形薬物=AH、イオン形薬物=A^-。管腔側/小腸上皮細胞/血液側の3層構造で、細胞の左右端にある黒い楕円は密着結合を表す。輸送体は描かれていない)(図:5種の模式図1〜5。いずれも管腔側にAH⇌A^-の平衡式があり、AHとA^-のどちらが膜を通って細胞内へ入るか、どちらが膜または密着結合で跳ね返されるか、細胞内にも平衡式があるかが異なる)
正答1
解説
正解は1。
弱酸性薬物はpH分配仮説に従い、分子形(AH)のみが受動拡散により生体膜を透過する。
図1は管腔側のAH⇌A-平衡から分子形のみが吸収上皮細胞内へ流入し、細胞内でも平衡が成立し、血液側へは分子形(AH)のみが移行する経過を正しく表している。
他の選択肢はAHとA-の流入出方向や輸送形態が実際のpH分配仮説と矛盾する。